2010.11.24(水)
イギリスの自動車メーカーであるロータスは、新たなマシンのプラットフォームが登場する2012年に向けインディーカーシリーズへ供給するエンジンの設計、製造を開始することを発表しました。これでロータスは、ホンダ、そして先週インディーカーへの復帰を発表したシボレーに続く第3番目のエンジンメーカーとなります。ロータスは、カーナンバー5のマシンを操縦する佐藤琢磨選手のメインスポンサーであり、また2010年9月に行われたインディージャパンのレースでは、ロータスとともにiRacing.com、インターラッシュ、Phytterが共同スポンサーとして同選手の支援を行っています。

インディーカーシリーズのランディー・バーナード代表は、今回のロータス参入が、今までホンダのエンジンが独占していたインディーカーシリーズの競争力を高めるための重要なステップになると考えています。ロータスがインディーカーシリーズにエンジンを供給するのは今回が初めての試みであり、これでIZODインディカーシリーズにアメリカ(シボレー)、ヨーロッパ(ロータス)、アジア(ホンダ)のメーカーが同時に参加することになります。ランディー・バーナード氏は、「ロータスは、レース界において高い知名度を誇り、モータースポーツで活躍する一流の選手達と長年に渡り良好な関係を維持してしています。我々は、ロータスがエンジンメーカーとしてシリーズへの参加を決めたことを誇りに思います。」と語っています。
ロータス・モータースポーツ社のディレクターであるクラウディア・ベロ氏は、次のように話しています。「ロータスは、最も効率の高い形でマシンのパフォーマンスを最大限に引き出すことを目標に置きながら、その確かな歴史とDNAを引き継いでいます。我々は、2012年IZODインディーカーシリーズに向けたエンジンとエアロボディキットを供給できることを大変嬉しく思います。そして、E85バイオ燃料とターボチャージエンジンの大規模な調査から得た知識を生かして、最高のパフォーマンスを実現していく意向です。スポーツカーやF1レースカーのエアロダイナミックスのパイオニアとして長年に渡り市場をリードしているロータスに対する期待が高まる中、我々のエアロボディキットは世界クラスのソリューションとなるに違いありません。2012年のロータスインディーカーが、1965年に優勝を飾り、インディーの歴史を変えたロータスタイプ38と同じくらい革新的かつ革命的なマシンになるのか大いに期待されるところですが、これについては今後のロータスの開発と展開に注目して頂きたいと思います。
2012年から始まる新たなプラットフォームの採用により、メーカーは最大6気筒のシリンダーを搭載したエンジンを製造することができるようになります。ターボチャージエンジンは550~700馬力を発揮し、IZODインディーカーシリーズに参戦するマシンが走る数多くのレーストラックに対応する予定です。
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