2009年10月6日

Posted by Stanton | October 7, 2009 07:22 AM

日本でのIndyCarレースからロサンゼルスに戻ってきて数日後、映画『グリーン・ホーネット』のリメイク版に出演するクリストフ・ワルツのスタントのため、彼のように髪を短くしてヘアカラーをしたよ。この映画にはキャメロン・ディアスや、セス・ローゲン、ジェイ・チョウなどのスターが出ているんだ。丸3日、朝8時から夜中の2時までこの映画の撮影のために過ごした。それが終わって、家に帰って荷物を詰めて今度はベン・アフレックが監督・出演をする別の映画撮影のためにボストンに飛んだよ。これは『The Town』という銀行強盗の映画。ベンが悪役を演じて、僕は車のスタント。ベンのスタントが風邪を引いていた時もあったので、そんな時にはベンのスタントとして何シーンか出演した。昨日はマシンガンでの銃撃戦の後、逃走、そしてカーチェイスというシーンの撮影があったんだ。これが終わったらロスに戻り、11月23日までは映画『グリーン・ホーネット』の撮影さ。この映画はアクションシーンが盛りだくさん、またスタント演技やスタントドライブのシーンも多くて、車で人間に体当たりしたり、高速道路から車で飛び落ちたり・・・と、エキサイティングなシーンが山積みだよ。

僕が次に出場するのはカリフォルニア州・フォンタナで来週日曜に行なわれるNASCARレース。ストックカーに戻ってまたドライブするのが楽しみだなぁ。それが終わったら10月24日には、2002年ソルトレークオリンピックに出場した選手と一緒にNikeのCM撮影。撮影だけでなく、コンテンツの作成も担当しているんだけど、エキサイティングなCMになりそうだよ。

この調子であれこれと忙しくしているから、この間まで日本にいたなんて信じられないくらいだよ。東京やもてぎレース会場でアフィリエイトの皆に会えてとても嬉しかったなぁ。レースではタイヤが外れないように支えているセーフティロックがうまく作動しないというトラブルがあって残念だったけど、もてぎトラックはとても難易度の高いコースでやりがいがあって走っていてとても面白かったよ。いいラップタイムを記録できたところもあったから楽しかったし、それを見守ってくれていたファンの皆にも楽しんでもらえていればいいな、と思っているんだ。レースが終わった後、ダリオ・フランキッティやレースの勝者スコット・ディクソンたちと夕食に出かけたんだけど、彼らが僕の走りについて「第3コーナー、第4コーナーではとても良い走りだった」と褒めてくれたんだ。ただ第1コーナー、第2コーナ、ストレートで時間を随分食ってしまったとも言われたけどね。あと彼らは「もてぎコースは今年1年#98カーが走ったどのコースよりもいいコースだったんじゃないか」ともいっていた。ダリオは女優のアシュリー・ジュードとボストンで一緒に暮らしているから、僕がロスに戻る前に夕飯でも食べる予定だよ。

今週末カリフォルニアで開催されるレースが、僕にとって多分今期最後のレースになると思う。レースが終わったら、さしあたってはいい映画作りをして、家族との時間を大切にし、自分のチャリティを支えてくれているアスリートたちが出場するバンクーバーオリンピックに行くことを楽しみにしているけど、僕の心はもう既に来年、どういうレース展開をしようかということで頭が一杯だよ。

もてぎの観客席でインターラッシュキャップ・Tシャツを身にまとい、旗を振って応援してくれたインターラッシュの皆・・・全てのことが素晴らしい思い出だし、皆が一生懸命応援してくれたことは僕にとって感動的だったよ。どうもありがとう!!

NASCARレースについては追って写真や日記をブログにアップするので、お楽しみに。


Live Free and Fast!

Stanton

2009年9月4日

Posted by Stanton | September 4, 2009 07:14 AM

Ford Shoot.jpg

先日LAのダウンタウンで、2010年のフォード・マスタングのインターネットCMの撮影があったんだ。これがその写真だよ。この撮影はすっごく楽しかったし、スタントドライブも面白かった。エックススポーツの大会、X(エックス)ゲームの金メダリストジェイク・ブラウンと、2009年のXゲームのスケボー(ヴァート部門)で優勝したパット・ダフィがこのCMには出場しているよ。僕は第一スタントドライバー、兼スタントコーディネーターとしてこのCMに関わったんだ。自分がスタントの安全に配慮したりコーディネートする仕事が忙しい時には、自分のスタントの部分を『ワイルドスピードX3 Tokyo Drift』に出ているリッチ・ルーサーフォードに代わってもらったりもしたけどね。撮影では駐車場のフェンスに激突したり、車を飛び越えたり、立体駐車場をドリフトしたり、高度なスケボーの技が炸裂したり・・・と、エキサイティングなシーンが満載だったよ。スケボーの上手な従兄弟や友達も参加してもらったし、最高に楽しい1日だったよ。このCMが完成したら、そのオンラインでの宣伝をフォード社がインターラッシュに依頼していると聞いています。


Live Fast and Free,

スタントン

2009年9月1日

Posted by Stanton | September 1, 2009 06:35 AM

モントリオールは僕のお気に入りの場所、レース場としても、街に滞在するにしても最高だよ。ただ、今週の天気には本当に参ったよ。レース初日、一日中雨が降って、プラクティスでは雨の中1周しか周れなかったんだ。その後も、結局トラックに戻って走行できる状態にはならなかった。それで、こんなこと今までに一度もなかったことなんだけど結局NASCAR側は続ける雨
の中、予選を行なうことに決定したんだ。こんなこと言いたくないけど、雨の中じゃスピードも出せないし、僕は彼らの決定にちょっと不満だっかな。一周目、結構良いタイムで周れたけど、のんびり走っている車が先に行かせてくれなくてさ、抜こうとしても雨で相手のマシンの後方部が見づらくて、結局減速してその車が自分の前を過ぎるのを待たなくてはならなかったんだ。だからタイムが遅くなって、次のレースのスタートポジションをうまく上げられなかったよ。うちのチームメイトの中には全く走れなかった人もいたからそれを考えたら走れただけでラッキーだったのかもしれないけど。

NASCARネーションワイドのレースは8月30日(日)に開催された。当日はブレーキダクトが詰まったせいで、ブレーキに問題が起きてしまった。だから、グリーンフラッグが一番長く振られていた時間帯にかなりの時間のロスをしてしまったんだ。でも次にサーキットに出ると、かなりのスピードを出せて、注意信号になる時までにかなりの順位をあげられたよ。後半は36位から24位までほんの数周する間にあがったしね。衝突した車が多すぎて、スピードをグングンあげられなかったのが本当に残念だった。

あと19周っていうところで雨のため中止。しばらくしてまたレースが再開されてあと15周となったところから、1周のうちに何台もの故障車を目にするレースとなってしまった。この時点では、僕はトラブルに巻き込まれずまずますの調子だったんだ。しかしあと5周というところになって僕がトップ10入りを目指して12位を走っていたところに、スティーブン・ウォーレスが運転する車がコーナーで僕の車の右側に滑り込んできて、衝突してきた。おかげで後部トラックバーを損傷、左タイヤも破損し、7台に抜かれてしまった。その後、新しい雨用タイヤを取り付けるまでの間は
なんとか注意しながら2周走って、あと2周というところで7台を巻き込むスピン事故が起こったので僕は結果的に8位まで上がった。でもその前に起こったクラッシュのため車がかなり破損していたから、いつもの65%のスピードしか出なかった。終わってみればレースはNASCARネーションワイドシリーズ始まって以来の長丁場。僕たちは24位、車はボロボロ、また僕も背中や首を痛めるという結果だったよ。

もてぎでのIndyCarのレースまでに準備しなくちゃいけないことがまだ沢山あるんだ。日本の訪問も楽しみだしね。チーム3Gでは日本でのレースに備えて最新技術を搭載して、万全の準備をしてくれていると言っていたよ。数ヶ月前にクラッシュして以来、IndyCarに乗るのは久しぶりだけど、IndyCarを運転するのは本当にエキサイティングなことだし、IRL(インディ・レーシング・リーグ)に戻ってインターラッシュのの皆が見てくれている前でIndyCarを運転できるのを本当に楽しみにしているよ!


Live Free and Fast,

Stanton

2009年8月7日(金)

Posted by Stanton | August 7, 2009 06:57 AM

IndyCarやNASCARレース、それにハリウッドでのスタントワークの他に、僕には情熱を傾けているものがもう1つあるんだ。それは映画作りやテレビCM作り。

最近自分のディレクターとしてのプロフィールビデオを作ったから、ブログに載せてみんなとシェアしたいな、と思って。この何年か、ずっと作ろう作ろうと思ってきて取り組んではいたんだけど、今年になって日々のレース関係の仕事を少し人に任せられるようになるまで、なかなか出来なかったんだ。僕にとって、映画やテレビCM業界で自分の創造力を発揮できるのは、すごく嬉しいよ。

僕のプロダクションはスポーツに関すること、特に車・トラック、二輪、あとレースカーなんかに特化している会社なんだ。

では、リンクをクリックして、僕の作った動画をダウンロードしてみてね。楽しんでもらえるといいな!

僕の動画

Live Free and Fast,

Stanton

2009年7月30日(木)

Posted by Stanton | July 31, 2009 09:23 AM

僕は今、父を訪ねてアイダホ州のサンバレーに来ているよ。ここには数日しかいられなくて、すぐにアメリカ東海岸でレース関連ビジネスの用事を済ませに行かなくちゃいけないんだけどね。

そう思ってたら、昨日電話があって、何かと思ったら今こっちで大ヒットしてるテレビ番組「NC-CSI」という番組からだった。うちの兄貴がこのシリーズのディレクターをしていて、金曜日にスタントをしてくれないかって頼まれたんだ。だから、朝のうちにロサンゼルスまで飛んで、夕方にはアイダホに戻ることになったよ。そこから東海岸での仕事までは車で移動する予定。テネシーのナッシュビルに週末までに行って新しい音楽ビデオの制作をし、ノースカロライナ州・シャーロットではNASCARの人と会ってテレビCMについての打ち合わせ。最近、新しい映画制作の話が多くて、色んなところからスタントをしてくれないかっていう話があるんだ。

話は変わるけど、日本のもてぎレースまで時間が迫ってきているね。時間はレースカーと同じくらい速く進んでいくのか、あと6週間で僕は日本を初めて訪れ、インターラッシュの皆にも会えるし、日本でレースをするんだね。信じられないよ。

僕のIndyCarレースチームのスタッフたちは、車のパフォーマンスを向上させるべく日々努力してくれているよ。先週、以前著名なレーシングチーム(KVレーシング、Conquestレーシング)で働いていたアレックス・カストロニスという有名エンジニアの力を借りることが出来たよ。チーフメカニックやレース戦略担当者と同じくらい、腕のいいメカニックはチームの成功に欠かせない存在だからね。チーム3Gでは、オーバルとストリートコースの両方に対応出来る様、着々と実力を蓄えているんだ。

IRL(Indyレーシングリーグ)でのレースは、今もこれからももっともっと面白くなりそうだよ。エンジンや車の仕様を2012年に変える計画をしているらしいし、同じ年には中国での初めてのレースも企画しているみたい。その翌年には世界でもカーレースの盛んなブラジルでのレースも考えているようで、ますます面白いレースが楽しめると思う。アメリカ国内では、アラバマ州・バーミンガムにあるバーバー・モータースポーツ公園を新しいレース場として加えることを計画しているみたいだよ。ここはすごくキレイなレーストラックで、自然にも恵まれているし、実現したらいいなと思っているよ。あとは来年か、2011年くらいにはメリーランド州・バルティモアや、マサチューセッツ州・ボストンも新たなレース会場として加わるかも。これらの都市は、レースビジネスをするにあたってピッタリなところだと思うし、ストリートコースでのレースなんかが出来れば
Indyにしか出来ないニッチマーケットだから、良いだろうな。あと、2011年か2012年にネバダ州・ラスベガスにも進出を考えているようだよ。もちろん、こうやって色んな新しい会場でレースすることになるということは、現在使っているレース会場のうちいくつかは使われなくなる、ということなんだけどね。

僕にとってこれらのニュースはとても刺激的で、これからもIRLシリーズをずっと走っていきたいと思う。目下、今一番したいことは早くレースに戻れるようになること。元気になってきたし、首や背中もそんなに痛まなくなってきた。ただ、僕がレースを休場する間代わりに出てくれるように頼んでしまったレーサーが二人いて、それぞれオーバルが得意な人とストリートを得意とする選手なんだけど、彼らとの兼ね合いもあり、いつ僕が出られるようになるかすぐには決まらないみたいなんだ。ただ、シカゴでのレースには僕が出る可能性が高い、とは言われているよ。あと1-2週間後に決まるみたいだけどね。

はっきりは決まっていなくても、またレース出来るということが分かっているし、スタントのリクエストも多いし、色んなCM撮影のディレクターの仕事もいくつか受けているし、とても幸せだよ。加えて日本でレースをして、多くの日本のインターラッシュの仲間たちと再会できるし、(今度は台湾から来てくれる人もいるのかな)本当に嬉しいし、その日が楽しみなんだ!


Live Free and Fast!

Stanton

2009年7月17日(金)

Posted by Stanton | July 17, 2009 04:16 AM

今日はセント・ルイスで、レースに向けて準備しているよ。IndyCarシリーズを走る前にまず、今週末にNASCARネーションワイドシリーズを走ることにしたんだ。まだ何週間も前にミルウォーキーでクラッシュした時に受けたダメージで、背中はまだ痛いけどね。フルタイムで両シリーズに参加できる状態に戻すまでには時間がかかるし、ちょっと歯がゆい思いだよ。

セント・ルイスのトラックは難しい局面もある、とてもいいコースだよ。全く違う2つのコーナーがあって(1つはとても急カーブでちょっとバンクがあり、もう1つは緩やかだけど長いカーブ)とても日本のもてぎのコースと似ているんだ。コース全体は楕円型で、全長2km(1.25マイル)。

このレースが終わったらカリフォルニアに戻って、インターラッシュ・レーシングチームグッツの撮影、皆も近々手に入れられるようになる商品らしいよ。これが終わったら次の試合までの数週間は、映画の撮影なんかをする予定。

今は今週のレースに出ることが本当に楽しみなんだ。金曜日にプラクティスがあって、土曜の昼に予選。それで本戦は土曜の夜。ESPN2でアメリカとカナダで放映予定だから、多くのレースファンが見てもらえるしね。


Live Free and Fast,

Stanton

2009年6月30日

Posted by Stanton | July 3, 2009 06:20 AM

最近、また忙しくなってきたんだ。

みんなも知っていると思うけど、先月のミルウォーキーでのレースで怪我をしてからは正直、しばらく自分でもいつ、どうやって復帰できるのか確実なところが見えないでいたんだ。怪我から数日して痛みが取れなかったから、心配になってレントゲンを撮ったんだけど幸い骨折などはしてなかったよ。これは不幸中の幸いだったよ。

この数週間でだいぶ良くなってきて、気分も体調も上向きになってきたから、レース復帰に向けての準備をしながら、ロサンゼルスで日産のテレビコマーシャルで使うシンクロ・ドライブの
撮影をしたよ。偶然にもCM撮影を担当したディレクターは父と僕の大ファンでね。僕の父もCM撮影に参加していて、普段あんまり一緒に仕事をする機会がないから、そういうのもいいものだったよ。

あと先週、アーバインのインターラッシュオフィスにも行ってマーティ・マシューズ氏とGoogleとインターラッシュのコラボレーションについての新しいビデオ撮影もしたんだ。NASCARとIndyCarが撮影用に隣り合わせに並んでいるのを見るのは嬉しかったな。撮影されたビデオは近々Googleのウェブサイトやインターラッシュのサイトにアップされると聞いているから、皆も楽しみにしていてね。

全体的に、背中と首の痛みは随分取れてきて気分も良くなったよ。だからシカゴでのNASCARレースに参戦しようかな、と考えているんだ。シカゴはいいコースだし、街自体も楽しめるいいところだよ。NASCAR・IndyCarの両チームのクルーたちは、僕がレースに出れないこの期間に
これからのレースに向け、一生懸命整備を進めてくれているよ。僕が怪我をしている間はチームとして出場記録を絶やさないために代わりのドライバーが参戦してくれているけどこのまま調子がよければ、来月のいつかにはIndyCarにも復帰して早く走りたいよ。

でもIndyCarシリーズに出る前には体調を完璧にしておきたいと思っているんだ。だからまずはNASCARシリーズや、危険なスタントを伴わない映画撮影などから始めるつもりだよ。だんだん9月のもてぎでのIndyCarレースが近づいているね。アフィリエイトの皆に会えるのを楽しみにしているし、皆も超カッコイイインターラッシュIndyCarを思う存分楽しんでね。

僕は今、友達や家族が沢山いるカリフォルニア・マリブにモーターホームを停めて、海を見下ろしながら休養に専念しているんだ。新しい映画スタントやCM・音楽ビデオのディレクターについての話がいくつかあってそういう交渉を進めたりしつつね。あと数週間で、今後どうするかをはっきりと決めていこうと思っているから、またその時はお知らせするね。


Live Free and Fast,

Stanton

ミルウォーキー, ウィスコンシン州

Posted by Stanton | June 2, 2009 08:01 AM

僕は先週、ウィスコンシン州・ミルウォーキーでのIndyレースに参加していたよ。ミルウォーキーのレース場はとても面白いコースだし、走るのを楽しみにしていたんだけど結局はレースに参加出来なかったんだ。金曜のプラクティスの時からマシンの調子がおかしくて、ピットストップを何度も繰り返して調整してたんだ。そうしたら、ちょっと調子がよくなった感じがしてラップタイムも上がってきて、一時は10位にもつけた。でもマシンの調子がよかったのは結局19周くらい。その間は少しでも速く走ろうとタイムを刻んでいたんだけど、突然、第二コーナーを曲がろうとしたとき、車が壊れて、コントロール不能になってしまったんだ。

これは全く予測不可能で、僕は壁に後ろ向きで激突し、マシンの右側を壁に強く擦りつけながら止まった。残念ながら、事故の衝撃が強すぎてこのクラッシュから復旧することは出来ず、先週
末のレースには全く出られなくなってしまった。僕自身もこの衝撃で背中を痛めてしまい、今は様子を見ているところ。だから来週のIndyCarレースを走れるかどうかも未定なんだ。僕も今より背中の痛みがとれていなければ参加は難しいからね。こういう事故があると、もしかしたら数レース走れなくなってしまうかもしれないし本当に残念だよ・・・

でも僕はまだ、次のレース(テネシー州のナッシュビルでのNASCARネーションワイドかテキサス州で行なわれるIndyCarレース)に出るという希望を捨てずに持っているよ。とりあえずあと数日待って、自分の体調を見極めるつもり。


Stanton

Indy 500 2009年5月16日

Posted by Stanton | May 16, 2009 10:08 AM

5.17.09 (2).jpg

ここ数日間は、新しいスポンサーを探したり、新しいマシンの調整に必死だった。予選突破に必要なスピードを出すために、チーム一丸となってマシンと向き合っていたよ。車の空気抵抗に関することは、僕の得意分野でもあるので調整を手伝ったよ。ただ、大事なのはそれよりもマシンのセットアップ。この1週間は随分調子に浮き沈みがあった。すごいいい走りが出来ているな、と思った次の瞬間には、スピードが出なくなってしまうこともあったんだ。大抵原因は自分たちが思っている通りにマシンのセッティングが出来ていなかったり、間違った変更が加わってしてしまったことにあったんだけどね。

木曜日にマシン表面の微妙な形を最初から全部変更しなくちゃいけないことになって、それにはかなり参ったけど、今までのレースを通し、マシンの設定についての知識は随分ついてきた。自分たちの思うような設定が出来ないときがあってもイライラせず、レース場に出たら集中することが肝心って思っている。今週はそれがよく出来たよ。今日の日中はやるべき方向が見えていたにも関わらず、その方向に集中できなかったので計画通りに進まなかった。マシンに多くの変更を加え、夕方遅くに予選に参加したけど、天候もあまりよくないし風も強かったので「今日は焦らず、明日に向けコンディションを整え、いかにしてベストタイムが叩き出せるか考えなが
ら走ろう」と思っていたんだ。

5.17.09 (5).jpg

これまでの全ての努力が報われるか、Indy500に出場できるか、ということは全て明日にかかっている。多分、今日で決まるチームもいくつかあるんだろうけど、現在14チームがIndy500出場を目指して残り11のスポットを争っている。明日はどこのチームもいつもよりスピードを上げてくるだろうし、多少のムリもしてくるはず。僕のマークしたスピードは今のところ時速219.4マイル(353.1 km)。明日はもっと速く走れると思う。順位表を見ると、僕の1つ上、2つ上のチームとの差はわずか時速0.045マイル(0.072キロ)、本当に小さな小さな差なんだ。

5.17.09.jpg

明日、またチャレンジできるのが楽しみだよ。でも、楽しみというだけでなく、不安も皆の頭をかすめることがあるよ。今あるポジションに甘んじていたり、今までのスピードでよいと思っていたら、明日は乗り切れない。一夜にしてチームが完璧になるなんていうことはないけど、ドライバーの僕も車のことを完璧に理解し、クルーたちもベストな車の設定について日々たゆまず学んでいかなくちゃいけない。そうしなくちゃ勝てないんだよね。もちろん、勝つためには睡眠不足で倒れるスタッフが出ないように、もっとフルタイムの従業員も雇わなくちゃいけないよね。僕たちのクルーは本当によく働いてくれて、このプログラムに必死でかけてくれている。明日、今までの皆の努力が報われるといいな、と願っているし、そうなると信じて頑張るよ。


Stanton

Indy 500 2009年5月14日

Posted by Stanton | May 14, 2009 09:58 AM

5.17.09 (4).jpg

会場に到着、車を停めてレース会場へのゲートをくぐると、まるで、「ベストを尽くさないものは、ここから先は通さないぞ」とでも言っているかのように高いそびえるコンクリート製のチームガレージが立ち並んでいる。そこをずっと進んでいくと僕らが眠っている間は誰も居なかった会場に、レーススタッフやファンたちが埋め尽くしていた。一歩一歩、我らがチーム3Gのガレージに向かう、98番カー、ドライバー名:スタントン・バレット, Interush/Curb/Candlewood Suiteインディカーチームと書かれた表札が見える。ここが自分のいるべき場所、という感じがして気分がいいよ。

チームガレージのドアを開けると、僕たちのクルーが手を休める暇もなくマシンと向き合っているのが見えたよ。皆、どんな小さなことにでも注意を向けて、マシンに触れ、チューニングをしている。ほんの小さなことも見過ごさず、どうやったら必要なスピードを上げることが出来るようになるか考えている。僕自身もマシンと向かい合い、マシンにあたる空気抵抗を考え、サスペンションの周りを特製テープでカバーしたりした。空気抵抗を考えて、メカニックたちと一緒にマシンの調整をしていくのは、僕の大好きな分野でもあるんだ。自分が乗るマシンの調整をレーサーも手伝うことは、僕にとってはごくごく自然のことかな。マシンを触っていると、昔、車一台しか入らない小さなガレージで1人で朝から晩までマシンを調整して、ふと次の朝、マシンのそばで目を覚ます、という生活をしていた頃のことを思い出すんだ。

5.17.09 (7).jpg

「今日最初の一周を、お昼前にあっという間にクリア。ギアをチェンジするたびに、スピードがグングン上がっていく。」そんな自分のレースを想像した。・・・しかし・・・ふいに、現実に引き戻される。「実際そんなに夢のようにいくのか?」。いや、去年の10月の設立以来、このレースのために進んできた。自分たちのしていることを信じ進んでいこうと思う。今日は風も強いから路面もツルツルでスピードが出にくい。でも今日の終わりには、集中して努力していれば想いは叶う、他のチームとの差も縮まるっていうことを証明したい。そして、Indy500に出場する33人の枠に入るように頑張るよ。

スタントン

2 3 4 5 6 7>


Search

Recent Entries

Category

Author

Archives

Feed